私は金融機関で中小企業向けの法人営業をしています。
外出が多いので、社内にずっといらっしゃる方と比較すると、アポイントの合間等、時間の融通が利きやすかったかと思います。
そのような中、仕事をしながら工夫して勉強時間を確保し、独学で一発合格することができました。
この記事では、月次⇒週次⇒日時に落とし込んだ、勉強スケジュール(計画)と7つのルールについて情報発信できればと考えております。尚、パートナーの協力があったのは言うまでもありません。感謝!
1.勉強スケジュール(計画)
1-1.年・月間の勉強スケジュール
最初に私の合格までの年間スケジュールです。1月から勉強を開始し、1月下旬まで続けました。

1-2.週間・日時の勉強スケジュール(計画)
1-2-1.週間・日時の勉強スケジュールと確保できる勉強時間
私のおおよその1週間・日時のスケジュールは次の通りでした。当然毎週ずれはありますのでおおよそとご理解ください!!その結果、1週間で24.5時間の勉強時間を確保しました。ただし、私は集中力があまりないため、20%は除き、実質は24.5時間/週×80%≒19.6時間/週程度だったかと思います。

1カ月4週間と考えると、19.6×4=78.4時間/月となります。
・8月の一次試験まで :78.4時間×7カ月≒最大で550時間程度、
・10月の二次試験まで:78.4時間×2カ月≒最大で160時間程度
で合計710時間程度勉強したことになるでしょうか。
一般的に言われる勉強時間は、一次試験700時間、二次試験300時間の計1000時間程度の勉強時間が必要だと言われています。この勉強時間を多いと思うか少ないと思うかは皆様それぞれかと思いますが、それよりも少ない時間で済んだ印象です。()
1-2-2.1日の具体的な行動事例
ここからは、行動事例を具体的にお話します。

例えば火曜日です。
6時に起床。
7時に行きつけのカフェで1時間勉強(新しい箇所を集中的)。
出社しアポへ移動中に勉強(前日、写メした内容)。
仕事を行い、帰宅⇒食事・団らん後に2時間勉強(新しい箇所+復習)。
その後、お風呂に入ります。実はお風呂が重要で、間違った箇所を頭で思い出しながら、ぶつぶつと口にだし記憶を定着化させました。
1-2-3.試験当日
当日は、限られた時間をいかに使うかが得点を左右します。当日に慌てないよう、直前期から模擬行動やルーティン作りを徹底しましょう。
- 当日シミュレーション:試験当日の朝やスケジュールは事前に完全に決めておくことで、試験日当日も混乱せず、勉強に集中できます。
- 会場下見の活用:試験会場の下見は建物内部はNGですが、外部からのルート確認は有効です。「駅から会場まで何分かかるか」「当日のルート上で忘れ物がないか」を確認し、万全を期しましょう。
- 時間配分の工夫:「時間が足りない」と感じる科目では、分からない問題に留まりすぎない勇気も必要です。分からない問題は一旦飛ばし、後から戻る「見直し戦略」を使います。特に試験開始直後は焦りやすいので、絶対解ける問題から着手するのが王道ですので、先に得意問題で勢いをつけましょう。
- 解答順序を決める:問題冊子を見た直後に動揺しないように、あらかじめ「科目ごとの大まかな解く順番」を想定しておくと慌てません。
- 当日のルーチン:会場到着後も行動を決めましょう。トイレは早めに済ませる、着席後に予習ノートに目を通すなど、自分なりのルーチンを持つと落ち着きます。
- 柔軟性を持つ:予定通りに行かないこともあります。例えば、隣席の受験生のタバコ臭など、予め「ありうる想定外」を認識しておくことで、事前準備が土台となり、混乱せずに対応できます。
2.勉強をする上ので7つのルール
ここからはこのスケジュールで走り切るために自分が大切だと感じた7つのルールをご紹介します。
2-1.パートナーを大切にする
長期間にわたる勉強を支える土台は、家族やパートナーの理解です。とくに社会人の資格取得は生活への影響が大きく、協力なくして継続は困難です。私の場合、土日のどちらかは必ずパートナーと一緒に過ごすようにしました。夜は基本的に一緒に夕食を取り、週1回の外食やちょっとしたスイーツの差し入れを欠かしませんでした。「勉強しているから」と身近な人をないがしろにすると、信頼関係が崩れ、後悔することになります。相手の立場に立った行動が、安心して勉強を続けられる環境をつくります。
2-2.規則正しい生活
人間の集中力や意思力には限界があります。だからこそ、学習の効率を上げるには生活のリズムを整えることが大切です。私は毎朝6時30分に起床し、7時からの勉強をルーティンにしました。夜は22時30分までと決め、ダラダラと勉強せず、集中して取り組むよう心がけました。毎日決まった時間に同じ行動を繰り返すことで「勉強スイッチ」が入りやすくなり、習慣化されます。これは脳科学的にも「行動のトリガーを固定する」ことで継続力が高まるとされています。
2-3.落ち着いて勉強できる場所を確保
集中できる環境づくりは、学習効率に直結します。自宅では誘惑が多く、勉強に集中できない人も多いでしょう。私も同様で、自宅近くのタリーズコーヒーが自分にとって最適な場所でした。ポイントは「いつ・どこで勉強するか」を事前に決めておくこと。ルーティンの中に場所も組み込めば、無駄な時間や判断コストを減らせます。「ここに来たら勉強」と決めることで、自然と集中モードに入りやすくなる心理的効果(行動の条件づけ)も期待できます。
2-4.隙間時間を最大限活用
忙しい社会人にとって、1分1秒が貴重です。私は営業職で外出が多かったため、移動中や待ち時間を活用する工夫をしました。前日のうちに「明日は●分の電車移動が3回ある」とお風呂の時間にぼーっと考えながら把握し、その時間で確認するテキストの写メやアプリ問題集を準備。勉強を開始するまでの「段取り時間」を削減することで、スムーズに知識定着へつなげました。短時間の積み重ねでも、1日で1時間、1か月で30時間を超える力になります。スマホ1台でもできる準備が鍵です。
2-5.1週間・1日の計画を立てる
勉強は感情や気分ではなく、計画で動かすべきです。私は毎週日曜日に1週間のスケジュールを立て、毎朝その日のタスクを確認する習慣を持っていました。時間が足りない日は、パートナーに事情を話し、団らんの時間を短縮することもありました。重要なのは「やると決めたらやり抜く」姿勢です。学習状況を毎週見直すことで、無理のない調整が可能になります。目標は「見える化」し続けることが大切です。
2-6.決して無理をしない
資格勉強はマラソンです。走り切るためには、体調・気力・人間関係を崩さない配慮が必要です。私は1年間という長期戦と割り切り、「勉強を頑張りすぎない」ことも自分に許していました。たとえば仕事で疲れた日には無理に夜勉強せず、早めに寝て翌朝に振り替えることも。目標達成も大事ですが、それ以上に大切なのは人生全体のバランスです。自己管理は「がんばる」ことだけではなく、「休む勇気」を持つことでもあります。健康が最大の財産です。
2-7.周囲への合格宣言
「自分だけの目標」は折れやすい。
だからこそ、私は中小企業診断士試験に挑戦することを周囲に宣言しました。「今年受かります!」と公言することで、自分を奮い立たせ、自然と日々の行動に責任が伴います。心理学的には「公開コミットメント」によりモチベーションが維持されやすくなるとされています。また、定期的に進捗を話題にすることで、第三者からの応援やアドバイスも得やすくなり、一人で抱え込まない学習体制を築けました。
3.まとめ
この記事では、社会人が限られた時間の中で効率的に中小企業診断士試験に合格するための勉強スケジュールと工夫を紹介しました。
年間計画としては1月から学習を開始し、週平均19.6時間、月約78時間を確保。一次試験まで約550時間、二次試験まで約160時間、合計710時間を学習に充てました。
平日は早朝のカフェで1時間、夜に2時間を勉強時間にあて、通勤や移動中にはテキストの写真を活用して復習を行いました。
限られた時間を最大限に活用するためには、次の7つのルールが効果的です。
①家族やパートナーとの時間を大切にする
②規則正しい生活で学習を習慣化する
③集中できる環境を固定する
④隙間時間を積み重ねる
⑤週単位・日単位で計画を立てる
⑥疲れたときは無理をせず柔軟に調整する
⑦周囲に学習宣言をしてモチベーションを維持する
これらを意識的に取り入れることで、仕事と家庭の両立を図りつつ、計画的かつ継続的に学習を進められます。長期的な挑戦となる診断士試験では、日々の積み重ねと小さな成功体験が合格への近道です。
参考になりましたでしょうか。皆様の合格に向けた一助になれば幸いです!


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